シリーズ 一般 小中高生 怖い本 長編小説
死を呼ぶお盆の隠れんぼ『鬼の蔵』
山深い寒村の旧家・蒼具家では、「盆に隠れ鬼をしてはいけない」と言い伝えられている。広告代理店勤務の高沢春菜は、移転工事の下見に訪れた蒼具家の蔵で、人間の血液で「鬼」と大書きされた土戸を見つける。調査の過程で明らかになる、一族に頻発する不審死。春菜にも災厄が迫る中、因縁物件専門の曳き屋を生業とする仙龍が、「鬼の蔵」の哀しい祟り神の正体を明らかにする。(文庫本裏表紙より)
タイトル | 鬼の蔵 |
著者 | 内藤 了 |
シリーズ | よろず建物因縁帳 第1巻 |
よろず建物因縁帳シリーズ第一弾『鬼の蔵』
皆さんは、苦労して営業かけて、
やっとこさゲットした仕事が
ガチのオカルト案件だったらどうします?
ちなみに私なら秒で逃げます。
命は惜しい。
本シリーズのヒロイン春菜が
「調査してきて」と依頼された土蔵の中に入っていたのは、
古い荷物と祟り神。
しかも、その祟り神は
一族の嫡男を皆殺しにしたヤバい神様。(こっわ)
今まで幽霊やら怨念やらとは関わりも無く生きてきたのに、
急に死人が出まくってる案件に携わったり、
サニワとか呼ばれたり、
自分も危ない目にあう。しかも全部仕事で。
現実ならどんだけ強力な厄年かという災難役満女、春菜。
さすがヒロイン。
因縁物件専門の曳き屋・仙龍には
"がさつ女"とディスられながら
それでも立ち向かった春菜には
惜しみない賞賛の拍手を送りたい。
そんなお話です。(どんな話)
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